浅草寺前「伝法院通り」の32店舗に立ち退き提訴へ…店主ら「なぜ今頃になって」

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 東京都台東区浅草の浅草寺の前を通る「伝法院通り」で、区道を不当に占有し店舗を建てて営業しているとして、台東区議会は20日、32店舗の店主らを相手取り、店舗の撤去や土地の明け渡しなどを求めて東京地裁に提訴する議案を賛成多数で可決した。区は近く提訴する。この場所で40年以上にわたり店を続けてきた店主らは「なぜ今頃になって撤去を要求するのか」と反発している。(禰宜雄一)

立ち退きを求められている伝法院通りの店舗(18日、台東区浅草で)
立ち退きを求められている伝法院通りの店舗(18日、台東区浅草で)

 「伝法院通り」は、仲見世商店街と交差して東西に延びる約300メートルの通り。飲食店や洋品店などが軒を連ね、多くの観光客でにぎわう。

 区が立ち退きを求めているのは、この通りの一角にある商店街「浅草伝法院通り商栄会」の32店舗の所有者ら。区側の説明によると、これらの店舗は1970年代後半、伝法院通りの区道上に建てられたが、所有者らは区に対し、道路法に基づく道路占用許可の申請をしておらず、占用料も支払っていないという。

 この状態を問題視した区は2014年6月、商栄会の役員を集めて説明会を開き、「道路法違反の状態にある」と指摘した、と主張。以来、10回以上にわたり、個別訪問や文書で店舗の撤去や道路の原状回復を通告してきたとする。

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2616616 0 社会 2021/12/21 16:00:00 2021/12/21 16:00:00 2021/12/21 16:00:00 観光客でにぎわう伝法院通りで営業する商店街(右)(12月18日午後3時4分、台東区浅草で)=禰宜雄一撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/12/20211220-OYT1I50178-T.jpg?type=thumbnail

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