「危険な通学路」7万2000か所確認…政府、ガードレール整備などに516億円計上

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 千葉県 八街やちまた 市で起きた児童5人死傷事故を受けた通学路の安全点検で、政府は24日、約7万2000か所に上る危険箇所を確認したと発表した。2022年度予算案に対策費計516億円を計上。21年度補正予算に計上した506億円などと合わせて改善を進める。23年度末までの完了を目指す。

千葉県八街市で起きた児童5人死傷事故(昨年6月、読売ヘリから)
千葉県八街市で起きた児童5人死傷事故(昨年6月、読売ヘリから)

 点検は警察庁、国土交通省、文部科学省が全国約1万9000校の小学校の通学路を対象に実施した。10月末までに95%を終え「登下校の時間帯に車の通行量が多い道路」「車両が頻繁に右左折して危険性の高い交差点」などが確認された。

 通学路を巡っては、12年に京都府亀岡市で集団登校中の児童ら10人が死傷した事故を受けて、同年に「見通しが悪い」「道路が狭い」といった観点で点検が行われた。この時は約7万4000か所の危険箇所が確認され、19年度末までに98%で対策が講じられた。

 しかし、八街市の事故現場はガードレールの設置要望が住民から出されていたものの、見通しの良い直線だったこともあり危険箇所に挙がっておらず、今回、別の観点で点検が行われた。

 22年度予算案の対策費内訳は、国交省がガードレール整備などに500億円、警察庁が歩車分離式の信号や横断歩道の整備に10億円、文科省が通学路の見守り活動などに6億円。

 また八街市の事故が飲酒運転で起こったことから、政府は改正道路交通法施行規則を来年施行。業務用の「緑ナンバー」の車を運転する際に義務付けているアルコール検知器での検査を、一定規模の事業所の白ナンバーの車にも義務付ける。

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