女子生徒を温泉に誘った県立高教諭「卒業したらつながりたい」…定年退職し処分の対象外に

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 長野県教育委員会は24日、2019年に生徒にわいせつ行為をした北信地域の県立高校の男性教諭に関する検証報告書を公表した。当時の校長は県教委に報告せず、保護者からの申し立てを受けた県教委高校教育課も十分な調査を行わずに、わいせつ事案には該当しないと判断していた。県教委は同日、当時の同課長を減給10分の1(3か月)、校長を同(2か月)の懲戒処分にしたが、教諭は20年3月に定年退職しており、処分の対象外。

長野県教委が入る県庁舎
長野県教委が入る県庁舎

 検証報告書によると、元教諭は19年8月、生徒を県内の日帰り温泉施設に誘い、生徒は断り切れずに出掛けた。別々に入浴したが、帰りの車内で生徒の手を握ったり、耳たぶを触ったりし、「卒業したらつながりたい」などと言った。生徒は翌日、別の教諭を通じて校長に申し出たが、校長は生徒が保護者に伝えないでほしいと求めたことなどから県教委に報告しなかった。

 約1か月後、生徒から事情を聞いた保護者が県教委高校教育課を訪れ、再発防止を訴えたが、懲戒免職までは求めなかった。同課は関係者への聞き取りを十分に行わず、校長からの報告などに基づき、「わいせつ・セクハラ行為とまでは至らず、処分を検討する案件ではない」と判断した。元教諭は精神疾患で休業が必要との診断で、同年10月から療養休暇を取得。そのまま20年3月に定年退職した。

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