1日20時間も会社で仕事、辛くてたまらなかったよね…高橋まつりさん死去6年で母手記

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 大手広告会社・電通(東京)の新入社員だった高橋まつりさんが、2015年12月に24歳で過労自殺してから25日で6年となった。母親の幸美さん(58)は手記を公表し、過労死の根絶に向け「これからもまつりと共に力を尽くす」と記した。

箱根の旧東海道ハイキングで記念撮影する高橋まつりさん(左)と母親の幸美さん。「娘と歩くハイキングは私の一番の幸せな時間だった」と振り返る(幸美さん提供、2012年4月1日撮影)
箱根の旧東海道ハイキングで記念撮影する高橋まつりさん(左)と母親の幸美さん。「娘と歩くハイキングは私の一番の幸せな時間だった」と振り返る(幸美さん提供、2012年4月1日撮影)

 手記では「6年前のクリスマス、幸せになるために頑張っていたまつりを思うと、母さんは涙が止まらない」と悲しみをつづった。

 幸美さんは国の過労死等防止対策推進協議会の遺族委員を務め、3年ぶりとなる「過労死等防止対策大綱」の改定にかかわった。手記では、「現行法では仕事が原因で命を失う人を根絶できていないというもどかしさを感じた」とし、法整備の必要性を改めて訴えた。

 幸美さんのもとにはSNSを通じ、パワハラ被害などの相談が寄せられている。幸美さんは、新型コロナウイルス禍の中、若者や女性の自殺の増加に胸を痛めているとし、「長時間労働やパワハラで悩んでいる人は、SOSを出してください。娘のようにぎりぎりまで頑張らないで」と呼びかけた。

〈以下、幸美さん手記全文〉

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2628365 0 社会 2021/12/25 00:00:00 2021/12/25 11:17:37 2021/12/25 11:17:37 大手広告会社・電通の違法残業事件で2015年12月に過労自殺した高橋まつりさんの遺品を飾った自宅の一室で、ツイッターの投稿を確認する母・幸美さん。静岡県で。2019年12月8日撮影。同月25日夕刊「まつりさん母 悩みに助言 過重労働 「つらさ分かち合う」」掲載。 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/12/20211224-OYT1I50166-T.jpg?type=thumbnail

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