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千葉県野田市桜台の櫻木神社と、同市野田の愛宕神社で、

櫻木神社は、851年の創建で、コロナ流行前は正月三が日で約15万人が訪れるなど親しまれている。愛宕神社は923年創建で、本殿は県指定文化財にもなっている。
関係者によると、落書きがあったのは、櫻木神社では日天社の壁など計13か所。愛宕神社は手水舎の柱など計5か所。「うすいよ」の文字や、「Brazilからの使者 Amazon!」などと、いずれも黒いペンのようなもので書かれていた。
防犯カメラには15日午後1~2時、水色ジャージー上下を着た黒縁めがねの男が、案内板に書き込むような姿が映っていた。この男が何かを書く様子と、白い車で立ち去る場面は目撃者もいるという。野田署は、同一犯の可能性が高いとみている。
高梨富彌・両神社宮司は「なぜこのようなことをするのか。コロナで大変だった年だからこそ、お参りをして心を清めたいと、年末から参拝に来る人も多い。木や石に書かれた落書きはなかなか消えないし、みんなが心を痛めている」と話している。