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オミクロン株の感染拡大防止のため、厚生労働省は、濃厚接触者には認定されていなくても、職場や学校などで感染者の近くにいた人は「接触者」として、検査などを呼びかけるよう、都道府県に通知した。

同株の濃厚接触者としては、感染者の同居家族や車内などで長時間接触した人、航空機内で前後2列ずつの計5列の座席にいた人らが認定され、宿泊施設での待機などが求められている。
これとは別に、厚労省は今回、感染者と学校や職場で座席が近い人や日常的に滞在する部屋が同じ人、寮などで食事や浴室などを共有している人などを、「接触者」と定義。同省は、保健所が接触者を特定した上で、検査の実施や、不特定多数との接触回避の呼びかけを求めている。自宅待機は求めないという。
さらに、同株の感染者が電車やバス、イベントなどで不特定多数と接触したことが疑われる場合は、マスク着用の有無や換気の状況などにかかわらず、場所や日時の公表を行うことも検討するよう求めた。