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今年の
忠義伝説の寺、招福づくし

昨年11月末、雲林寺境内。
縁起物の招き猫と寅年の虎を組み合わせたオリジナル作品「招き虎」。猫をテーマにした置物などが約700体並び、「映える猫寺」として親しまれる寺に、猫年のスタートを祝う新たな1体が加わった。
角田住職が猫寺づくりを始めたのは15年ほど前に遡る。過疎化や少子高齢化で寺離れが進む中、寺が忠猫伝説とゆかりがあることに注目。寺を猫づくしにし、SNSなどによる発信を通じて再興を図った。

知り合いの漫画家に頼んで忠猫伝説を紹介する冊子を製作。置物やグッズを収集したり、寄贈してもらったりしたほか、猫絵馬や猫みくじを作った。飼い猫4匹も人気を集め、2019年は約2万人が訪れた。