メモ入力
-最大400文字まで
完了しました
沖縄県は5日、新型コロナウイルスの新規感染者が600人前後となる見通しであることを明らかにした。1日あたりの感染者数としては、過去最悪だった昨年8月下旬と同水準で、県は政府に対し、「まん延防止等重点措置」の適用を要請する方向で調整している。

県内では今月3日に130人、4日に225人と感染者数が急増している。県は、昨年12月中旬以降、在沖縄米軍基地で相次いで確認された感染力の強い変異株「オミクロン株」が、市中に広がっていることが要因とみている。
玉城デニー知事は4日に緊急開催した対策本部会議後の記者会見で「感染の広がり方が尋常ではなく、もはや第6波に突入した」と述べた。県は毎日午後、感染者数を発表しているが、5日は午前10時過ぎに暫定数を示した。担当者は、「増え方があまりに急激なので見通しを公表した」と説明した。
県は5日午後、経済団体や感染症の専門家による会議を開いた上、6日の対策本部会議で対応を決める。