高2少年「東大医学部を目指したが成績上がらず、人殺して死のうと」…東大前刺傷

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 15日午前8時半頃、東京都文京区弥生の東京大学弥生キャンパス前の歩道で、大学入学共通テストを受験しに来た高校生2人を含む男女3人が男に包丁で刺され、重軽傷を負った。警視庁は近くにいた名古屋市の私立高2年の少年(17)を高校生2人に対する殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。

大学入学共通テストの受験生らが襲われた現場周辺を調べる捜査員(15日午前10時3分、東京都文京区で)=木田諒一朗撮影
大学入学共通テストの受験生らが襲われた現場周辺を調べる捜査員(15日午前10時3分、東京都文京区で)=木田諒一朗撮影
着火剤のようなものが投げ込まれた南北線東大前駅の改札付近(15日午前10時45分、東京都文京区で)=三浦邦彦撮影
着火剤のようなものが投げ込まれた南北線東大前駅の改札付近(15日午前10時45分、東京都文京区で)=三浦邦彦撮影

 警視庁幹部によると、少年は調べに容疑を認め、「東大医学部を目指していたが、成績が上がらず自信をなくし、人を殺して死のうと思った」と供述したが、その後、黙秘している。3人と面識はなく、警視庁は無差別に襲ったとみている。

 現場は東大農学部の正門前。刺されたのは、都内の別々の私立高3年生で千葉県市川市の女子生徒(17)、同県浦安市の男子生徒(18)と豊島区の男性(72)。いずれも命に別条はないが、男性は重傷という。

 男性が約70メートル先の交番に駆け込み、駆けつけた警察官らが正門前で少年を取り押さえた。少年は包丁(刃渡り約12センチ)とのこぎり、ナイフを持って自宅を出た後、夜行バスで15日朝に上京。14日夜に父親から行方不明届が出ていた。

 現場近くの東京メトロ南北線東大前駅構内では事件直前、改札口など4か所で木片などが焼けるぼやがあった。少年は「駅で火を放った」と供述。所持品から瓶などに入った可燃性の液体約3リットルが押収された。

 弥生キャンパスでは予定通り15日午前9時半から共通テストが行われた。16日は各試験会場で警備が強化される。文部科学省は、被害生徒2人の受験機会の確保について検討している。

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