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南太平洋の
ラグビー日本代表としてワールドカップに3大会連続で出場し、現在は「日本トンガ友好協会」代表を務める同国出身のラトゥ・ウィリアム志南利さん(56)は、埼玉県熊谷市の自宅で「情報が入ってこない。無事であってほしい」と母国の家族を案じていた。

弟妹4人とその家族がおり、噴火直後はフェイスブックに津波の様子や避難する車の写真が投稿されていた。しかし約1時間後には通信状態の悪化のためか応答がなくなり、自宅でいつも聞いているトンガのラジオ局の放送も途絶えた。丸1日が経過しても連絡がつかないという。
同国出身で高知県須崎市に住む漁師(47)もトンガの家族や友人に電話やSNSで連絡を試みたが応答がないといい、「何とか無事に逃げていてほしい」と願った。