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マンション建設現場で現場監督を突き飛ばしたとして暴行罪に問われ、無罪判決が確定した名古屋市瑞穂区、薬剤師の男性(65)が国などを相手取り、捜査で採取された指紋やDNAデータの抹消などを求めた訴訟の判決が18日、名古屋地裁であった。

西村修裁判長は国に対し、指紋やDNAデータ、顔写真を抹消するよう命じる判決を言い渡した。原告側弁護団によると、DNAデータの抹消を命じる判決は初めてとみられるという。
男性は建設に反対する住民らのリーダーで、2016年10月、同区の建設現場で現場監督の男性を突き飛ばし、通りかかったダンプカーに接触させたとして暴行罪で起訴されたが、同地裁が18年2月、無罪を言い渡した。