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東京都は23日、無症状の新型コロナウイルス患者が過ごす宿泊療養施設を報道陣に公開した。変異株「オミクロン株」の感染拡大に対応するため、都は有楽町駅前の都有施設「東京スポーツスクエア」(千代田区)に約350床を用意し、25日から受け入れる予定だ。

施設には、家庭内感染の可能性がある無症状者が入る。都内では家庭内感染の事例が多く、さらなる感染の拡大を防ぐ狙いがある。施設内には個室のほか、共用スペース、トレーニングルームなどが整えられ、無症状者がストレスなく過ごせるよう工夫されている。
2月には立川市内にも同様の施設を開設する予定で、23日に視察した小池百合子知事は「家庭に子供や高齢者がいる方は、自ら距離をおくようにしてほしい」と呼びかけた。