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迷子の宮城県栗原市の女児(3)を保護したとして、築館署は25日、いずれも登米市南方町のパート従業員、佐藤捺美さん(30)と田代智恵子さん(41)の2人に感謝状を贈った。

佐藤さんは、5日午後9時頃、車で帰宅途中、栗原市瀬峰で道路を横切った女児に気づいた。女児はパジャマ姿で、片足ははだしだったため、車に積んでいた毛布で女児を温めた。後続の車に同乗していた田代さんも協力して女児の家を捜したが分からず、同署員に引き渡した。女児は外出する父親を追いかけて外に出ていた。
贈呈式で高橋幸浩署長は「女児の交通事故や低体温症のリスクもある中、機転の利いた行動が命を救った」と謝意を示した。佐藤さんと田代さんは「(女児が)無事帰れてよかった」と口をそろえた。