高速道で男女はね死亡、通報怠る…「バンパーだと思った」と主張の気象予報士に無罪判決

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 福岡県宮若市の九州自動車道で2015年1月、別の事故で路上に倒れるなどしていた男女2人をはねるなどして死亡させたうえ通報を怠ったとして、道交法違反(ひき逃げ)に問われた熊本県八代市の気象予報士男性(50歳代)の判決が31日、福岡地裁小倉支部(井野憲司裁判長)であった。井野裁判長は「供述の信用性を否定できない」として、無罪(求刑・懲役10月)を言い渡した。

福岡地方裁判所小倉支部
福岡地方裁判所小倉支部

 事故は15年1月1日午前5時頃に発生。男性ははねるなどした2人について、「事故車のバンパーだと思った」などと主張していた。判決は、人が高速道路上で倒れたりしているのはまれだとし、暗闇で視界が悪かったことなどを踏まえ、救護義務違反には問えないと結論づけた。

 弁護人によると、事故を巡っては、福岡地検小倉支部が、ひき逃げと自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致死)の両容疑で不起訴としたが、検察審査会が、ひき逃げについて「不起訴不当」を議決。同支部は再捜査のうえ、男性を道交法違反で起訴していた。

 男性は「主張が認められ、ほっとしています」とのコメントを発表。同支部の柴田真支部長は「判決内容を精査し、上級庁とも協議のうえ適正に対応したい」とコメントした。

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