流用で処分歴ある市職員、部署多忙で再び現金扱う業務に…4か月後には横領始める

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 山形県新庄市の職員だった男(26)(詐欺容疑で逮捕、送検)が下水道受益者負担金・分担金を横領したとされる問題で、市は、この職員が過去に同様の問題を起こした後の一時期は現金を扱わせなかったが、所属部署の業務が多忙となり再び現金を扱わせていたことが、わかった。職員に現金を扱う機会を制限する自治体もある中、同市のガバナンス(統治能力)や事務手続きに問題はなかったか。再発を防ぐ手立てを探った。(森田純矢、鈴木恵介)

記者会見で謝罪する山尾市長(左から2人目)ら(7日、山形県新庄市役所で)
記者会見で謝罪する山尾市長(左から2人目)ら(7日、山形県新庄市役所で)

 新庄市によると、男は2014年度に採用され、市民課に配属された。16~17年度に職場の親睦会費約40万円を私的に流用したとして、18年1月に減給の懲戒処分を受けた。同年4月、上下水道課に異動したが、市は当初、現金を扱う業務はさせなかった。

 しかし、下水道事業の公営企業化に向けた準備が19年度から始まるのを前に、当時の上司は同年3月下旬、総務課に対し、男にも現金を扱わせて差し支えないか承認を求めた。上下水道課の業務量増加を見越し、「仕事の態度に問題はなく、本人も反省している様子に見えた」からだという。総務課から認められたことを受け、19年4月から現金を扱うようになった。

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