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政府は1日、新型コロナウイルスの水際対策を緩和した。観光目的以外の外国人の新規入国を約3か月ぶりに認め、1日あたりの入国者数の上限も3500人から5000人に拡大した。

変異株「オミクロン株」が流行していない国からの入国者で、ワクチンを3回接種済みであれば、自宅などでの待機を免除する。それ以外は原則7日間の待機を求めるが、検査で陰性が証明されれば、3日間に短縮する。外国人の新規入国には、受け入れ責任者が必要となる。
成田空港ではこの日、国際線で約1600人が入国し、検疫検査場で体調や滞在国について聞き取り調査を受けた後、ワクチン接種証明書やPCR検査証明書を提出するなどした。
対策は緩和されたが、タイから入国した技能実習生(23)は「日本で検査を受ける手配を事前に取るのは難しかった」として、東京都内のホテルで7日間待機するという。