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山梨県韮崎市議会は、道路運送車両法違反などで有罪判決を受けたものの、辞職勧告に応じていない輿石賢一市議(77)の弁明文を議会だよりに掲載し、先月末に全戸配布した。辞職勧告は前任期中と合わせ、5回に及んでおり、議会として異例の対応に踏み切った。

弁明文では「贈収賄や選挙法違反という議員の資質に直結する問題とは性質を異にしている」と主張。その上で「支援者からの陳情においても残りの任期を全うしてほしいというものがほとんど」として議員継続の理由を挙げた。
議会の要請を受けて1月に提出され、議員でつくる編集委員会が全文掲載を決めた。弁明文の提出が問題の決着を意味するものでないため、議会側は議員の継続について「容認するものではありません」とするコメントを付けた。