返礼品に核シェルターいかが?…放射性物質や有毒ガス除去、平常時は「部屋」として利用可

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 茨城県結城市はふるさと納税の返礼品に、放射性物質や有毒ガスなどから身を守る「防災核シェルター」を採用した。普段は部屋としても使えるという。市内の板金加工会社が開発した製品で、市は「市内に高い技術力のある会社があることをPRしたい」としている。

防災核シェルターをPRする古谷野専務。外観のデザインにもこだわったという(結城市の直エンジニアリングで)
防災核シェルターをPRする古谷野専務。外観のデザインにもこだわったという(結城市の直エンジニアリングで)

 返礼品は、一般家庭普及型防災核シェルター「CRISIS(クライシス)―01」。幅2メートル、奥行き4メートル、高さ2メートルで、5人までの収容が可能だ。

平常時には部屋や店舗などとして使用できる(結城市の直エンジニアリングで)
平常時には部屋や店舗などとして使用できる(結城市の直エンジニアリングで)

 鉄板と鉛、断熱材などでつくる壁は、厚さが50ミリを超える。室内には、放射性物質や化学兵器による有毒ガス、ウイルス、火山性ガス、火山灰などを除去できるイスラエル製の特殊フィルターのほか、LED照明、エアコン、換気扇、外部電源などが完備されている。

 乗用車1台分の広さがあれば設置できる。平常時は書斎やテレワーク、趣味の部屋、店舗などとして使うことも可能だ。

 外壁はグレーを基調とする。上部に赤色のラインが入っており、庭先で目をひくデザインだ。

 シェルターを開発したのは、非常用発電機のボックスや重機の部品などを手がける同市田間の「直エンジニアリング」。防災や危機管理に関心を持つ専務の古谷野喜光さん(51)が発案した。

 古谷野さんは「家庭で核シェルターの設置が進む国もあるが、日本での普及率はゼロに等しい」と語る。「会社の板金設備とノウハウを生かして、核シェルターを広めていこう」と考え、6、7年ほど前から開発を進めてきた。

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