学校給食なくても…アプリで弁当予約し学校で受け取り、開始1年で利用100校に

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 学校給食がない生徒向けに福岡市の新興企業が展開する弁当の予約サービスが、全国に広がりを見せている。スマートフォンで注文すれば学校まで届けてくれるのが特徴で、保護者の負担減や弁当業界の食品ロス削減にもつながるとして、サービス開始から1年で約100校に拡大している。(川口尚樹)

「ペコフリー」サービスで届けられた弁当(3月17日、福岡市で)
「ペコフリー」サービスで届けられた弁当(3月17日、福岡市で)

 春休みを控えた3月17日、福岡市中央区の福岡雙葉学園では、お昼の時間になると中高生が次々と1階ホールに集まった。生徒たちは、配達された弁当の中から自分で予約した分を受け取ると、教室に持って帰った。

 「ペコフリー」と名付けられたサービスで、生徒はスマホのアプリで複数のメニューから選んで当日朝までに弁当を注文。1食450円で、支払いは保護者が電子マネーなどで済ませる仕組みだ。注文は地域の弁当業者が請け負い、当日製造して学校に届ける。

 この日に利用した女子生徒(16)は「親が忙しい朝に頼むこともある。月に数回は利用している」と話す。別の在校生の保護者も「仕事で買い物に行けない時もあり、いざという時の頼りになる。何を食べたかが分かるのも良い」と喜ぶ。

 同学園では、弁当持参の生徒が多いが、校内の自動販売機でパンなどを購入する人も少なくない。ただ、売り切れたり、支払いの行列ができたりすることがあり、昼食の選択肢を広げようとペコフリーの導入を決めた。多い時は全校生徒の約2割に当たる150食ほどの注文があるという。

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