日本にもいる「アーバンベア」…市街地周辺に恒常的に生息、突然遭遇したときの対処法とは

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 [New門]は、旬のニュースを記者が解き明かすコーナーです。今回のテーマは「アーバンベア」。

出生数「第1次ベビーブーム」の3割…進む少子化、実態踏まえた対応を

 

 春が訪れた。多くの動物たちも長い冬ごもりから目覚め、活発に動き始める。この季節に気をつけたいのが、クマに襲われる被害だ。最近は、市街地周辺で暮らし、街中に出没する「アーバンベア(都市型クマ)」と呼ばれるクマがいるという。

「アーバンベア」市街地周辺に生息

 「日常生活でクマと突然遭遇し、最悪の場合は襲われてしまうかもしれないという点で、これまでとは異質」。1月に開かれたシンポジウムで、NGO「日本クマネットワーク」(JBN)代表の佐藤喜和・酪農学園大教授は、アーバンベアについて警鐘を鳴らした。

 日本には本州と四国にツキノワグマ、北海道にヒグマがすんでいる。どちらのクマも本来は臆病で、人の気配がすれば逃げるか、やぶなどに隠れる。

 だが、アーバンベアは、市街地周辺に恒常的に生息し、一時的に市街地に出没する可能性がある。「人への警戒心が比較的薄い。白昼堂々、庭先の柿の実など果実を食べにくる個体もいる」と、JBNで普及啓発委員会委員長を務める山崎晃司・東京農大教授も指摘する。

 クマによる人身被害の発生場所を分析すると、アーバンベアの存在を裏付けるような結果が出ている。環境省によると、過去5年間(2016~20年度)の調査では、人が日常的に滞在する場所(住宅地・市街地、農地)での被害が20年度には37.6%に達し、山林の34.8%を上回った。

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2920057 0 社会 2022/04/14 05:00:00 2022/04/14 07:23:52 2022/04/14 07:23:52 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/04/20220413-OYT1I50146-T.jpg?type=thumbnail

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