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兵庫県立淡路医療センター(洲本市)がノートパソコン購入時の契約手続きのミスを隠していた問題で、県は15日、契約文書の偽造を指示したなどとして当時の経理課長を停職3か月、

県によると、同センターは2020年、パソコン30台を約250万円で業者に発注し、納品を受けた。その後、内規で入札が必要な契約だったことが発覚。経理課長らは、指名競争入札が行われたよう偽装するため架空の書類を作成した。さらに、入札の経緯を取材したインターネットメディアから情報公開請求を受けた際、随意契約の決済文書を偽造して開示した。
県が15日公表した調査結果では、不祥事の原因について「『体裁を整えてその場をしのげればよい』という職員の低いモラルと、その対応を幹部が容認するなど、対外的な説明責任を軽視した結果が招いた」と指摘した。