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総合車両製作所(横浜市金沢区)は19日、「青ガエル」の愛称で親しまれた東急電鉄の初代5000系の一部車両を長野県から横浜市へ移し、復元して保存していくと発表した。同社の前身である「東急車輌製造」の横浜事業所が1956年に製造した車両で、数十年の時を経て生誕の地である横浜の事業所へ戻ってくることになった。今後、復元後の活用について検討する。

「青ガエル」の愛称は、丸みを帯びた下ぶくれの車体がユーモラスで、ライトグリーンの塗装もカエルを連想させるところから。軽量化の先駆け車両といわれ、東急各線のほか、長野電鉄、熊本電気鉄道など各地のローカル鉄道にも用いられ、鉄道ファンに愛された。