閉庁日に控訴趣意書案の差し入れ、拘置所の拒否は「違法」…地裁が国に2万円支払い命令

スクラップは会員限定です

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 刑事裁判の控訴趣意書案を被告に差し入れようとしたところ、東京拘置所から閉庁日であることを理由に拒否されたとして、被告の弁護人を務めた井上侑弁護士(38)が国に約12万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は21日、国に約2万円を支払うよう命じる判決を言い渡した。島崎邦彦裁判長は「控訴趣意書は重要な書面で、閉庁日という理由だけで拒否したのは違法だ」と述べた。

東京地裁
東京地裁

 判決によると、井上弁護士は2020年2月、被告に控訴趣意書の文案を差し入れたいと申し入れたが、閉庁日の土曜日だとして拒否された。国側は「閉庁日は差し入れを検査する職員がおらず、運営上必要な制限だった」と主張したが、判決は「拘置所の態勢などに照らして検査は比較的容易だった」と指摘した。

 法務省矯正局は「判決の内容を精査し、適切に対応したい」とコメントした。

スクラップは会員限定です

使い方
「社会」の最新記事一覧
2941729 0 社会 2022/04/22 00:13:00 2022/04/22 00:13:00 2022/04/22 00:13:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/04/20220421-OYT1I50164-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込みキャンペーン

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)