知床観光船「30度傾いている」と報告後、連絡途絶える…7歳男児と3歳女児も乗船か

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 23日午後1時15分頃、北海道・知床半島の沖合を航行中の観光船「KAZU(カズ) I(ワン)」(19トン、定員65人)について、「船首が浸水して沈みかけている」と118番通報があった。第1管区海上保安本部(北海道小樽市)によると、乗客・乗員は計26人で、うち乗客は子ども2人を含む24人。通報を受け、1管は船舶と航空機で捜索しているが、24日午前0時30分現在、同船を発見できていない。

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緊急通報があった海域を捜索するヘリコプター(23日午後6時37分、読売機から)
緊急通報があった海域を捜索するヘリコプター(23日午後6時37分、読売機から)

 観光船の運航業者は「知床遊覧船」(北海道斜里町)で、状況を無線で知った同業他社が通報した。

 知床遊覧船などによると、観光船は23日午前10時に斜里町ウトロを出航し、知床岬で折り返す3時間のコースの途中だった。通報時は半島西側の「カシュニの滝」付近の海域を航行し、午後2時頃、同社に「船が30度傾いている」と報告した後、連絡が途絶えた。

浸水していると通報があった観光船「KAZU I(カズ・ワン)」(知床遊覧船のホームページから)
浸水していると通報があった観光船「KAZU I(カズ・ワン)」(知床遊覧船のホームページから)

 国土交通省などには、「同船のエンジンが故障し、自力航行できていない」との情報が入っている。乗客・乗員は救命胴衣を着用していたとみられ、関係者の話では、子ども2人は、7歳男児と3歳女児との情報がある。

 気象庁によると、現場海域の海水温は、22日時点で4度、23日の予測でも5度前後だった。ウトロ漁業協同組合(同町)の話では、23日昼頃から現場海域の視界が悪くて波も高く、漁船は午前中に引き返していた。

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