死亡の10人、ライフジャケット着用状態の人も…知床岬の突端付近で相次ぎ発見

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 北海道・知床半島の沖合で乗客乗員26人が乗った観光船「KAZU I(カズワン)」(19トン、定員65人)が消息を絶った事故で、第1管区海上保安本部(北海道小樽市)は24日、乗船していたとみられる男女10人を知床岬周辺で発見し、全員の死亡が確認されたと発表した。現場海域では、1管や航空自衛隊、道警などが残る16人の捜索を続けている。

子供用スニーカーに帽子・鍵束など…知床の集中捜索で発見、乗船者の所持品か確認へ
白波が打ち寄せる知床岬の海岸線を上空から捜索する道警のヘリコプター(24日午後1時26分、北海道斜里町で、読売ヘリから)=川口正峰撮影
白波が打ち寄せる知床岬の海岸線を上空から捜索する道警のヘリコプター(24日午後1時26分、北海道斜里町で、読売ヘリから)=川口正峰撮影

 海上保安庁によると、知床岬の東の海上で24日夜、子供とみられるもう1人を救助したとの情報もある。

 事故を受け、国土交通省は24日、カズワンを運航する「知床遊覧船」(北海道斜里町)に対し、海上運送法に基づく特別監査を開始した。事故や船の管理状況などを詳しく調べる。運輸安全委員会も船舶事故調査官3人を現地に派遣。1管は、業務上過失致死、業務上過失往来危険容疑を視野に捜査する方針だ。

知床岬先端付近で見つかった「KAZU I」と書かれた救命具(24日、知床岬の先端付近で)=第1管区海上保安本部提供
知床岬先端付近で見つかった「KAZU I」と書かれた救命具(24日、知床岬の先端付近で)=第1管区海上保安本部提供

 1管の発表では死亡したのは男性7人、女性3人。身元を確認中だが、子供は含まれていない。10人は24日午前、カズワンが前日に出航した斜里町ウトロから約40キロ、消息を絶った「カシュニの滝」付近から約15キロ離れた知床岬の突端付近で相次いで見つかった。一部の人はライフジャケットを着用した状態だった。

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