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北海道・知床半島の沖合で乗客乗員26人が乗った観光船「KAZU I(カズワン)」が消息を絶った事故で、第1管区海上保安本部(北海道小樽市)は25日未明、新たに乗船者とみられる子供1人を海上で救助したと発表した。救助時、意識のない状態だったという。

関係者によると、これまでに死亡が確認された大人10人(男性7、女性3)は、いずれも、船が消息を絶った知床岬の西側の海上や岩場で発見された。新たに子供が見つかったのは岬の東側の海上で、複雑な潮流により流された可能性がある。観光船には乗員2人のほか、乗客24人が乗っており、このうち2人は7歳と3歳の子供だったとみられる。