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船が発見された海域で続く懸命の捜索活動の動画はこちら
北海道・知床半島の沖合で乗客乗員26人が乗った観光船「KAZU I(カズワン)」が消息を絶った事故で、第1管区海上保安本部(北海道小樽市)は29日、半島の西側から1キロ離れた地点の水深120メートルの海底で船体を発見し、同船だと確認した。

1管の発表によると、巡視船の水中音波探知機(ソナー)で通常と異なる反応を捉えた海底を、海上自衛隊の掃海艇「いずしま」が29日午前、水中カメラで撮影。「KAZU I」と書かれた船体の姿を確認し、船首部の塗装や船名、字体からカズワンと特定した。

発見されたのは、遭難現場とみられる半島西側の「カシュニの滝」から西南西に1キロ、半島先端付近の知床岬灯台からは南西14キロの地点の海底。