海保潜水士が潜れない水深、「飽和潜水」で観光船内を捜索へ…今月上旬にも着手

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 北海道・知床半島沖で乗客乗員26人が乗った観光船「KAZU I(カズワン)」が沈没した事故で、海上保安庁は、深い水深でも潜水可能な「飽和潜水」の技術を使い、沈没した観光船の船内捜索を実施する方針を固めた。2日、関係者への取材でわかった。船内に行方不明者が取り残されている可能性があるため。既に専門の民間事業者との契約を終えており、早ければ今月上旬に着手する。

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「カシュニの滝」付近の海域で、水中カメラを使って沈没した観光船内の捜索を行う北海道警の警備艇「いしかり」(1日午前、北海道斜里町で、読売ヘリから)=早坂洋祐撮影
「カシュニの滝」付近の海域で、水中カメラを使って沈没した観光船内の捜索を行う北海道警の警備艇「いしかり」(1日午前、北海道斜里町で、読売ヘリから)=早坂洋祐撮影

 カズワンの船体は4月29日、知床半島西側の「カシュニの滝」から西北西約1キロ沖合の海底で見つかったが、水深が約120メートルあり、海上保安庁の潜水士が潜れる限界の深さを超えている。同庁や海上自衛隊、北海道警が水中カメラで船内の確認を試みているが、潮流や視界の悪さで十分に様子は分かっていない。

 「飽和潜水」は、特別な設備で、潜水する深度の水圧に体を適応させてから海中に向かう方法で、国内でも限られた事業者しか実施できないという。

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