首から巾着、飼い犬を伊勢参りの「おかげ犬」に…想定超えた人気ぶり

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 江戸時代、病気などで伊勢参りができない主人に代わってお参りした「おかげ犬」にちなみ、三重県伊勢市のおかげ横丁で、飼い犬がおかげ犬に ふん する体験サービスが人気を呼んでいる。

しめ縄を首につけ、おかげ犬に扮した犬(伊勢市で)
しめ縄を首につけ、おかげ犬に扮した犬(伊勢市で)

 おかげ犬は、首に巻いたしめ縄に、路銀を入れた巾着を付け、「伊勢参りをする」と書いた紙をくくりつけて、全国各地から伊勢へ旅した。おかげ犬の世話をすると自身にも御利益があると考えられたため、無事に往復したケースが多かったという。

 体験サービスでは、伊勢市の業者が作ったしめ縄と松阪木綿の巾着を飼い犬の首につけさせ、おかげ横丁などを一緒に散策できる。おかげ横丁の運営会社「伊勢福」が今年1月から始めた。

 首回り25センチまでの小型犬が税込み4600円、55センチまでの中型犬が同5000円、75センチまでの大型犬が同6000円。しめ縄と巾着のセットは、体験型施設「伊勢路栽苑」で購入できる。

 特典として、おかげ横丁の飲食店「豚捨」など5店舗で、テイクアウト商品3点が無料で提供してもらえる。また、疫病よけの「蘇民将来」の木札がもらえ、伊勢神宮内宮近くのペット預かり所「犬泊」を、30分間無料で利用できる。しめ縄を持ち帰れるほか、来年2月、近くの宇治神社でお き上げをしてもらえる。

 4月26日に利用した名古屋市の女性(30)は、11歳で雌の四国犬「 りん 」の首にしめ縄をまいて、おかげ横丁の散策を楽しんだ。「せっかくなので、おかげ犬の格好をさせてみたいと思いました。結構似合ってます」と喜んでいた。

 「伊勢福」の担当者は「4月末までに約60件の利用があり、想定を超えた人気ぶり。今後も積極的にPRしていきたい」と話していた。

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