誤送金の4630万円、2週間で引き出し…ギャンブル癖ないが「ネットカジノで全部使った」

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 山口県阿武町が新型コロナウイルス対策関連の給付金4630万円を誤って振り込んだ問題で、返還を拒んでいる町内の男性(24)の代理人を務める弁護士は17日、男性が「(入金された給付金を)海外の数社のネットカジノで全部使った」と話していると明らかにした。

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阿武町役場周辺(2011年12月、読売ヘリから)
阿武町役場周辺(2011年12月、読売ヘリから)

 男性について、弁護士は「常習的なギャンブル癖がある人ではない」と説明。詳細については「男性の意向を聞いた上で、発表する予定」と述べた。

 一方、花田憲彦町長は17日、報道陣の取材に応じ、男性が給付金をネットカジノで使ったと主張していることについて、「もし事実であれば許せないが、裁判の中で聞いていきたいと思う」と語った。その上で返還を求めていく考えを改めて強調。「回収に向けて全力を挙げる」と話した。

 町の調査によると、男性は町が誤って振り込み、返還を求めた4月8日にカード決済で60万円以上引き出し、その後も数百万円単位で引き出した。約2週間でほとんど全額が口座からなくなったという。

 町は誤って振り込んだ口座から、男性が給付金を移したとみられる二つの銀行を突き止め、裁判所に対し、二つの銀行の預金の仮差し押さえを申し立てた。4月下旬に仮差し押さえ決定は出たが、預金残高などは把握できていないという。

 この問題を巡り、町は今月12日、男性を相手取り、返還を求めて山口地裁萩支部に提訴した。男性の代理人弁護士は同16日の記者会見で、「男性は返還に充てられるようなお金を所持しておらず、現実的に返還は難しい」との見解を示している。

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