かつての銅山、いまはツツジの「回廊」に…日本有数の群生地

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 日本有数のツツジの群生地として知られる宮城県気仙沼市の 徳仙丈山とくせんじょうさん (711メートル)で、ツツジが見頃を迎えている。

満開を迎えている徳仙丈山のツツジ(19日、気仙沼市で)=長谷川三四郎撮影
満開を迎えている徳仙丈山のツツジ(19日、気仙沼市で)=長谷川三四郎撮影

 紅色のヤマツツジやレンゲツツジなど満開の約50万株が赤く染め上げる山肌は、東京ドーム約10個分、約50ヘクタールに及ぶ。かつては銅を採掘した「徳仙鉱山」があり、 かや などの採草地としても使われていたが、山頂一帯の 黒野牧くろのぼく の土が生育に適していたことからツツジの大群落に成長した。

 晴天の19日は、両脇に咲くツツジが回廊のようになった登山道で、多くの観光客が足を止めて熱心に写真を撮っていた。丸森町から夫婦で愛犬を連れて訪れた会社員(64)は「昨年は来訪が遅かったので、今年こそはと思って来た。真っ赤な 絨毯じゅうたん のようなツツジと空の青、木々の緑とのコントラストが本当にきれい」と満足げに話していた。

 市は今年から群落の維持管理や登山道の整備などのため、入山者に500円を目安とする協力金をお願いする取り組みを始めた。手入れするボランティア団体への支援などに充てる。気仙沼側の登山口に29日まで募金箱を設置する。

 見頃は来週末頃まで続く見込みという。市観光課の担当者は「多くの方に楽しんでもらうとともに、来年以降も美しく咲き誇るためにも、ご協力いただければ」と話している。

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3024358 0 社会 2022/05/23 20:29:00 2022/05/23 20:29:00 2022/05/23 20:29:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/05/20220520-OYT1I50047-T.jpg?type=thumbnail

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