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日本有数のツツジの群生地として知られる宮城県気仙沼市の

紅色のヤマツツジやレンゲツツジなど満開の約50万株が赤く染め上げる山肌は、東京ドーム約10個分、約50ヘクタールに及ぶ。かつては銅を採掘した「徳仙鉱山」があり、
晴天の19日は、両脇に咲くツツジが回廊のようになった登山道で、多くの観光客が足を止めて熱心に写真を撮っていた。丸森町から夫婦で愛犬を連れて訪れた会社員(64)は「昨年は来訪が遅かったので、今年こそはと思って来た。真っ赤な
市は今年から群落の維持管理や登山道の整備などのため、入山者に500円を目安とする協力金をお願いする取り組みを始めた。手入れするボランティア団体への支援などに充てる。気仙沼側の登山口に29日まで募金箱を設置する。
見頃は来週末頃まで続く見込みという。市観光課の担当者は「多くの方に楽しんでもらうとともに、来年以降も美しく咲き誇るためにも、ご協力いただければ」と話している。