「飽和潜水」で不明者の捜索再開、作業は最大5時間…船体引き揚げへ損傷部位も調査

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 北海道・知床半島沖で乗客乗員26人を乗せた観光船「KAZU I(カズワン)」が水深約115メートルの海底に沈没した事故で、特殊な技術で潜水士が深海に潜る「飽和潜水」による船内外の捜索が20日朝、再開された。第1管区海上保安本部(北海道小樽市)によると、午前10時半現在、行方不明者の発見には至っていない。

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「カシュニの滝」付近で行方不明者の捜索活動を行う海上保安庁の船舶(20日午前9時15分、北海道斜里町で、読売機から)=大石健登撮影
「カシュニの滝」付近で行方不明者の捜索活動を行う海上保安庁の船舶(20日午前9時15分、北海道斜里町で、読売機から)=大石健登撮影

 事故では、14人の死亡が確認されており、残る12人の行方が分かっていない。

 1管の発表では、現場海域に浮かぶ民間の作業台船「海進」から潜水士3人を乗せた水中エレベーターが海底に降下し、午前8時10分から潜水士が捜索を始めた。作業は最大5時間を予定しており、船体の内外で行方不明者を捜すほか、船体の引き揚げに向け、損傷部位などがないかどうかを調べる。

 飽和潜水による捜索は専門会社「日本サルヴェージ」が行っており、19日に続いて2日目。19日の捜索でも船内外を調べたものの、行方不明者にかかわる新たな手がかりは得られなかった。

 一方、海上では、海上保安庁や自衛隊などが20日も船や航空機による捜索を続けている。

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