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田口容疑者は弁護士に「お金は海外の数社のネットカジノで全部使った」と説明した。出金先は3社の口座で、いずれも決済代行業者のものとみられる。うち1社が計約3590万円と突出し、次いで400万円、300万円だった。残る約340万円は代金が口座から即時に引き落とされるデビット決済だった。
町は、この3社の特定と、現金の回収が可能かどうかの検討を進めている。
県警の発表によると、田口容疑者は4月12日、自身の銀行口座に振り込まれた4630万円が町のミスで誤入金されたものと知りながら、オンライン決済サービスを利用。決済代行業者の口座に400万円を振り替え、東京都の金融機関をだまして不法な利益を得た疑い。調べに対し、田口容疑者は「ネットカジノで使用するために振り替えた」と容疑を認めているという。
この問題を巡っては、町が今月12日、田口容疑者を相手取り、全額の返還を求めて山口地裁萩支部に提訴している。
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