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北海道・知床半島沖で乗客乗員26人を乗せた観光船「KAZU I(カズワン)」が沈没した事故で、第1管区海上保安本部は21日、船体の引き揚げの準備作業が始まったと発表した。特殊技術「飽和潜水」によって深海に潜った潜水士が、船内の備品が海底に落ちないよう客室の扉を閉める作業などを進めるという。

1管によると、潜水士を乗せた水中エレベーターが水深約100メートルに降下し、午前7時57分頃から作業が始まった。午後は荒天となるため、作業を打ち切るとしている。
1管はまた、北方領土・国後島西岸で見つかったとして19日にロシア側から連絡のあった遺体の近くで、「ソヤマ アキラ」という氏名の運転免許証が見つかったと明らかにした。外交ルートを通じて情報提供があったという。沈没事故では、甲板員の曽山