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山口県阿武町が町民に誤って振り込んだ新型コロナウイルス対策関連の給付金4630万円が全額出金された事件で、県警に電子計算機使用詐欺容疑で逮捕された無職田口翔容疑者(24)が出金していた会社から、約3590万円が町に返還されたことが関係者への取材でわかった。


決済代行業者とみられ、総額の約8割に相当する。田口容疑者は4月10~19日にかけて計27回にわたって出金していた。田口容疑者はほかの2社にも出金しており、うち1社に対して4月12日、町のミスで入金されたと知りながらスマートフォンを使って400万円を出金した疑いで18日に逮捕された。「ネットカジノで使うために振り替えた」と容疑を認めているといい、県警は1社に出金が集中した理由も調べる。
田口容疑者は代理人の弁護士に相談後も、口座に残っていた約2000万円から連日出金を続けており、4月19日には残高が約6万9000円となっていた。
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