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北海道・知床半島沖で乗客乗員26人を乗せた観光船「KAZU I(カズワン)」が沈没した事故で、第1管区海上保安本部は23日、水深約115メートルの海底に沈む船体の引き揚げ作業が再開されたと発表した。今後、船体は民間業者の作業台船「海進」から下ろしたワイヤなどで、海水面に近い水深10~20メートルまで持ち上げられる。

4月23日の発生から1か月となった事故では、14人の死亡が確認され、12人の行方が分かっていない。1管は業務上過失致死容疑などで捜査しており、事故原因の特定に向けて船体を詳しく調べる方針。
1管によると、船体は海面近くまで持ち上げられた後、水深の浅い海域にえい航される。24日にも作業台船の甲板上に引き揚げられて水を抜いた後、陸上に移される。
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