新幹線でオイルまき着火、乗客に「もう少し笑って生きたら」と諭された69歳に保護観察付き判決

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 走行中の九州新幹線の車内で火をつけて運行を妨害したとして、威力業務妨害と器物損壊の罪に問われた男(69)に対し、熊本地裁は24日、懲役2年6月、保護観察付き執行猶予4年(求刑・懲役2年6月)の判決を言い渡した。平島正道裁判長は「近くの乗客を危険にさらす恐れもあって悪質。運行業務にも大きな影響が出た」と述べた。

熊本地裁
熊本地裁

 判決によると、男は昨年11月8日朝、熊本県の熊本―新八代駅間を走行していた新幹線の車内にライターオイルをまいてレシートに火をつけて落とし、座席などの一部を焼いたほか、緊急停止させて運行業務を妨害した。

 公判で男は、火をつけたのは自殺するためだったと説明。通路に炎が上がったが、後部座席の乗客が消し止め、「もう少し笑って生きたら」などと諭され、我に返ったと述べた。

 検察側は公判で、昨年10月に東京・京王線の車内で男が乗客を切りつけて火をつけた事件も念頭に、「公共交通機関での同様の犯行を防ぐためにも厳しく処罰すべきだ」と主張。弁護側は「反省しており、再犯の可能性はない」と訴えた。男は、火をつけたのは自殺するためだったと説明していた。

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