メモ入力
-最大400文字まで
完了しました
車の中で知人女性の胸を触ったとして、石川県警は27日、20歳代の男性巡査部長を強制わいせつ容疑で金沢地検に書類送検した。県警は同日付で巡査部長を停職1か月の懲戒処分とし、巡査部長は依願退職した。

県警によると、巡査部長は昨年3月、車内で20歳代の知人女性の胸を服の上から触った疑い。同月下旬に女性が被害届を出した。
当時、巡査部長は勤務後に知人複数人とビールなどを飲み、酔っていたという。調べに対し、巡査部長は「自分の性的欲求を満たすために、衝動的に犯行に及んだ」と容疑を認めている。
巡査部長の氏名や当時の所属などを公表しないことについて、県警は「県民の信頼回復が目的であり、個人の特定につながる情報は回答しない」としている。
久島泰志・首席監察官は「警察官がこのような事案を起こしたことは誠に遺憾であり、深くおわび申し上げる。指導を徹底し、信頼回復に努める」とのコメントを出した。