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市役所を退職したのは、職場内で受けたいじめが原因だったとして、静岡県伊東市の元職員の男性(22)が伊東市と当時の市職員らに、慰謝料など計約440万円の損害賠償を求める訴訟を静岡地裁に起こした。

訴状によると、元職員の男性は2018年春に市建設課に配属された。その直後から、上司らにより、たばこの火を手首に押しつけられ、激辛の焼きそばを無理やり食べさせられるなどのいじめを受けたとしている。男性は「誰からも助けてもらえず、自殺未遂を起こすまで追い詰められた」と主張している。
男性は「混合性不安抑うつ障害」を発症し、20年4月に公務災害認定を受け、職場復帰のめどが立たず6月に退職した。
中村一人副市長は「原告の主張は事実と異なる部分がある。裁判で事実を明らかにする方向で調整する」と述べた。