流水型ダムで中心部が水没する五木村、ドローン宅配や自動運転など県が振興計画

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 2020年7月の九州豪雨で氾濫した熊本県・球磨川の治水対策として、支流の川辺川で計画される流水型ダムの建設によって中心部が水没する同県五木村で県が進める振興計画の概要が、判明した。川辺川の清流やダムを生かした観光振興のほか、ドローン宅配や自動運転といった最先端技術を導入した村づくりを掲げる。

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五木村の旧中心部にある田口の大イチョウ。真上に頭地大橋が通る(2021年11月撮影)
五木村の旧中心部にある田口の大イチョウ。真上に頭地大橋が通る(2021年11月撮影)

 関係者によると、蒲島郁夫知事が出席する5日の村民説明会で概要を示す見通し。概要は、県がまとめたもので、国や村と協議を進め、秋頃の正式な計画策定を目指す。

 概要は▽清流川辺川と流水型ダムを生かした新たな振興▽持続可能な産業と雇用の場の創出▽医療・福祉・教育の推進▽安全・安心を確保する生活基盤の整備――が柱となる。

 観光振興としては、ダム見学ツアーや映像を投影するプロジェクションマッピングを企画する。道の駅の改修や特産品を使った新商品の開発も進めるほか、山林に囲まれ、人口が1000人を下回った現状を踏まえ、新たな宅地造成も掲げた。

 蒲島知事は08年に旧川辺川ダム計画の白紙撤回を表明したが、九州豪雨を受けて方針を転換。20年11月、環境への影響が小さいとされる流水型ダムの建設を容認した。五木村では、国が09年に旧ダム計画を中止した後、水没予定地を活用して宿泊施設の整備などを進めていた。

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