町職員が見守ってきたカルガモの卵10個、跡形なく消える…親ガモは周囲を探すように歩く

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巣に戻り、辺りを見回すカルガモ(9日午後、利府町で)
巣に戻り、辺りを見回すカルガモ(9日午後、利府町で)
卵がなくなった巣
卵がなくなった巣

 宮城県利府町役場の敷地内でメスのカルガモが温め続けていた卵10個が9日朝、跡形もなく消えていた。庁舎の周囲にある約10台の防犯カメラで不審な人物が敷地内に侵入した形跡は確認されず、動物による被害の可能性もある。卵が無事かえるようにと、遠巻きに見守っていた町職員らは落胆している。

 午前7時40分頃、出勤してきた熊谷大町長が、庁舎脇の植え込みにある巣を見たところ、卵がなくなっているのに気づいた。前日の8日午後9時には警備員が卵があるのを確認していたという。

 9日午後、メスのカルガモは巣の近くに舞い戻っては、卵を探すように周囲を歩いていた。

 庁舎ができて20年、カルガモが巣を作るのは初めてで、町は巣の周辺の除草作業を中断し、ひなが巣立つのを見届けようとしていた。実家が利府町にある仙台市若林区の主婦(53)は「自然が多くカルガモもすみやすい町だと思うので、また卵を産んでほしい」と話した。

 町財務課の藤岡章夫課長(48)は「子どもに優しい町づくりを目指しているので非常に残念」と話し、次にカルガモが卵を産んだ時に備え、ペット用の防犯カメラの設置を検討している。

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3072650 0 社会 2022/06/10 14:29:00 2022/06/10 18:44:33 2022/06/10 18:44:33 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/06/20220610-OYT1I50036-T.jpg?type=thumbnail

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