自転車の事故を装い、保険金をだまし取ったとして、警視庁は10日、自称トレーダーの男(53)(千葉県船橋市)、無職の男(55)(東京都板橋区)ら男4人を詐欺容疑で逮捕したと発表した。2014年以降、約30人が計108件の事故を起こしたと偽り、保険金約2700万円を詐取したとみて調べている。
警視庁 発表によると、4人は2017年8~12月、無職の男が自転車で転んで通院したと偽り、保険会社から通院費として約46万円をだまし取った疑い。いずれも容疑を認め、自称トレーダーの男は「株の投資に使った」と供述している。保険会社が不審な申請に気づき、警視庁に相談した。