信号ない横断歩道、うちわ見せて「止まって」「おおきに」…配慮求める「ハンドサイン」

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 歩行者の安全確保のため、滋賀県警大津署は、信号機のない横断歩道で歩行者がドライバーに手のひらを示して配慮を求める「ハンドサイン」の普及に力を入れている。13日には大津市の膳所学区自治連合会などでつくる膳所まちづくり委員会と合同で開いた交通安全教室で、高齢者がハンドサインを実践した。同署は今後も管内に広め、定着させたい考えだ。

「止まって」「おおきに」と書かれたうちわを示し横断歩道を渡る高齢者(大津市で)
「止まって」「おおきに」と書かれたうちわを示し横断歩道を渡る高齢者(大津市で)

 日本自動車連盟(JAF)が昨年実施した全国調査によると、県内の信号機のない横断歩道での車の一時停止率は全国平均の30・6%を下回る20・7%。同署は今年度から、ドライバーに手のひらを向けて横断の意思を伝え、停車に感謝の意を示しながら道路を渡る「ハンドサイン」の普及に力を入れている。

 同市本丸町の膳所市民センターで開かれた教室には地域の高齢者約60人が参加した。横断時に活用してもらおうと、同委員会が製作し、表裏に「止まって」「おおきに」と書かれたうちわを配布。参加者は、同センター前の信号機のない片側1車線の道路の横断歩道を、ハンドサインを出しながら慎重に渡った。

 近くに住む女性(79)は「車が遠くにいるので大丈夫だと思って渡り始めることが多かったが、今後は完全に止まったことを確認してから渡りたい」と話した。

 同署の高岡裕子・交通1課長は「ドライバーは横断者がいれば必ず止まってほしい。歩行者とドライバーが互いに思いやりを持てば事故を減らせる」と呼びかけていた。

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