気象庁は27日、九州南部、東海、関東甲信の各地方が梅雨明けしたとみられると発表した。平年の梅雨明けは7月中旬以降で2週間以上早い。関東甲信は統計が残る1951年以降、最も早い発表となった。九州南部と東海地方では過去2番目の早さ。
気象庁 今年の梅雨入りは、関東甲信が6月6日、九州南部が同11日、東海が同14日に発表された。梅雨の期間は関東甲信が21日間など、いずれの地方も速報値で最短となった。
気象庁によると、今年は太平洋高気圧の張り出しが強く、梅雨前線の北上が早まっているという。同庁は今後、厳しい暑さが続くとみて、熱中症に警戒を呼びかけている。