メモ入力
-最大400文字まで
完了しました
政務活動費(政活費)576万円を不正受給したとして、詐欺罪などに問われた山形県東根市、前県議の無職野川政文被告(68)に対し、山形地裁(今井理裁判長)は27日、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑・懲役1年6月)の判決を言い渡した。

判決によると、野川被告は2015~20年度、事務所スタッフに給与を支払ったように装い、人件費として政活費計576万円を県から不正に受給し、虚偽の収支報告書を提出した。
野川被告は昨年11月、不正を認め、県議を辞職。記者会見で、不正受給額が08~20年度の計1248万円に上ると説明していた。被告は16年5月~17年3月、全国都道府県議会議長会の会長だった。