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8月2、3日に3年ぶりに開催される予定の「長岡まつり大花火大会」(新潟県長岡市)の観覧席チケットがインターネット上で高値で転売される事案が相次ぎ、主催者の長岡花火財団が注意を呼びかけている。新型コロナウイルス下で安全に開催するため、来場者を把握できるよう全席有料とし、同意がないチケットの転売を禁じている。同財団は「安全対策の根底が崩れる行為。不正転売には弁護士と相談し、厳正に対処する」としている。

同財団によると、長岡花火の観覧席数は2日間で約17万7000席。5月9~20日に長岡市民向けに先行販売され、約4割の約7万2000席が売れた。今月11~20日には一般販売が行われた。
転売は12日以降、ネット上で相次いで確認され、27日現在200件以上に上る。定価の3~5倍で売られているケースもあるという。
同財団は「チケットを発送していない段階であり、購入者がチケットを入手できない被害に遭う可能性もある」と指摘。27日に開設した公式再販売サイト(7月1日まで)の活用を呼びかけている。