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滋賀県草津市は27日、昨年6月に新型コロナウイルスのワクチン接種を受けた60歳代男性に対し、「注射の針が神経を損傷した」として、約30万円の損害賠償を支払うことで示談が成立したと発表した。

市によると、男性は昨年6月13日、市内の医療機関で実施された集団接種で、ファイザー社製のワクチン接種を看護師から左肩に受けた。翌日から痛みを覚え、医療機関を受診したが改善しないため市に連絡。その後、注射針による「左
男性の治療は昨年12月に終わり、日常生活に支障はないものの、今も左肩に若干の痛みと可動域制限があるという。
市は男性との示談交渉で「看護師の過失ではないが、接種が原因の健康被害」と認め、男性に治療費や休業補償、慰謝料など計約30万円を支払うことで示談が成立したとしている。