尼崎USB紛失、市に無断で3社が再委託業務…市は「ビプロジー」社に賠償請求方針

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 兵庫県尼崎市の全市民約46万人分の個人情報が入ったUSBメモリーが一時紛失した問題で、市から業務委託された情報システム会社「 BIPROGYビプロジー 」(旧・日本ユニシス)が、市に無断で別の会社に業務の一部を再委託し、市が把握していない3社が業務に関わっていたことがわかった。

 ビプロジーはコロナ禍に伴う「臨時特別給付金」の業務を市から受託。個人情報を扱う業務であり、再委託する場合は市に許可を得る契約になっていたが、無断で2社に委託、うち1社がさらに別の会社に委託していた。

 USBメモリーを使ってデータ移行する作業は21日、計4人で実施。2人はビプロジーの社員だったが、他の2人は再委託先の従業員と、再々委託先の社員だった。この再々委託先の社員が作業完了後、USBのデータを消去せずに持ち出し、紛失した。

 ビプロジーは、今回の業務以外にも市の個人情報を管理する市政情報センターの業務を委託されていた。今回、USBを紛失した再々委託先の社員も以前から関わっており、ビプロジーは自社の社員として市に届け出ていたという。

 ビプロジーの担当者は「弊社の怠慢から、再委託の許可を市に申請していなかった」と話した。

 尼崎市の稲村和美市長は27日、報道陣に対し「契約違反だ」と述べ、ビプロジーに損害賠償を請求する考えを明らかにした。

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