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一橋大の外国人留学生向け入試の問題が試験中に外部に流出した事件で、警視庁は29日、ともに中国籍で、入試に合格した一橋大生(22)と、知人の大学院生(28)の男2人を偽計業務妨害容疑で再逮捕した。

発表によると、一橋大生の男は1月31日に同入試を受験した際、「日本語」の問題用紙を小型カメラで動画撮影し、スマートフォンのアプリを通じて大学院生に送って流出させ、一橋大の業務を妨害した疑い。
調べに対し、一橋大生は黙秘している。大学院生は「話すことはない」と供述しているが、再逮捕前の調べでは「日本語と総合科目の2科目は自分が問題を解き、解答を教えた」と話していたという。警視庁は、一橋大生が会場に持ち込んだイヤホンで大学院生から解答を聞き取ったとみている。
2人は同様の手口で「数学」の問題を流出させたとして偽計業務妨害容疑で8日に逮捕されていた。