「水がきた」と妻の声、家が濁流に囲まれていた…何度も川が氾濫「安心して暮らせず」

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 前線を伴った低気圧が接近したため、北海道内は29日、各地で大雨となった。増水した側溝に転落し、男性1人が死亡した。

ぺーパン川から水があふれ、堤防が決壊した(29日、旭川市で)=林麟太郎撮影
ぺーパン川から水があふれ、堤防が決壊した(29日、旭川市で)=林麟太郎撮影

 北斗市峩朗のセメント会社で午前10時15分頃、作業員が増水した側溝に落ちたとの119番があった。約4時間後に側溝の近くにある水深約4・5メートルの作業用ダムから救出されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。

 函館中央署は、北斗市谷好の会社員佐藤良彦さん(38)が側溝にたまった泥を取り除く作業をしていたところ、足を滑らせて流されたとみて調べている。

 旭川市では、29日午前7時50分までの12時間降水量が75・5ミリとなり、6月としては観測史上最多を記録。同市東旭川町米原のぺーパン川が氾濫し、近くの2世帯が床上浸水した。30~80歳代の男女6人の住民らが、社会福祉施設に設けられた避難所に一時避難した。

 この地区では、2016年と18年にも浸水被害があった。川沿いで農業を営む男性(66)は、「『水がきた』という妻の声を聞いて、外を見ると家が濁流に囲まれていた」と振り返り、「何度も氾濫しており、これでは安心して暮らせない」と訴えた。

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